均衡預金保険料
預金保険制度は、考えるほど、預金者を救うためにあるのか、銀行の株主を救うためにあるのか、わからなくなってしまうのは、結局のところ、預金者が負担するリスクと、銀行の株主が負担するリスクと、そのどちらでもないリスクと、区分けされていないことに起因する。
— Yoshi Noguchi (@equilibrista) January 27, 2013
未来の銀行はきっと、1)貸出のリスクをスワップでヘッジし、最終的には、そのリスクを望む個人が負担する構造を探るだろう。預金者は、そうしたリスクを望まない。2)株主が負担するリスクは、金融仲介業のそれで、貸出を含む市場リスクは排除されるだろう。株主は、そうしたリスクを望まない。
— Yoshi Noguchi (@equilibrista) January 27, 2013
そのとき、個々の貸出のリスクが取引される価格は、こんなふうに決まるだろう。標準的な貸出に比べてリスクが高いほど、プレミアムが要求される。標準的な貸出のリスクに対して独特であるほど、プレミアムは要求されない。独特のチャレンジに貸し出すリスクは、既存ポートフォリオにとって嬉しい。
— Yoshi Noguchi (@equilibrista) January 27, 2013