2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

財政危機と国債暴落について学びたい議員先生のための投信選び

財政は本当に危ないのだろうか。国債は本当に大丈夫なのだろうか。さまざまな「ブレーン」が、それらしいことを吹くけれども、いまひとつ何を言っているのか理解できない。どうにも肌で感じられない。そんな不安を抱える議員先生のために、投資家の気持ちを…

拡張された金利平価

金融政策はどのように効果がないか

安倍総裁の話ばかりで恐縮だが、彼の突飛な主張に市場が反応したことに対して、本人も含めて、ポジティブに考えている方々がいるようだが、他方で当ブログでは、これも含めた「非伝統的な」アクションだけでなく、そもそも金融政策など、いずれ失われざるを…

「国債の日銀引き受け」を読み解く際の注意点

日銀が国債を買う 日銀が国債の保有残高を増やす 日銀が国債のリスク負担を増やす この三つは、それぞれ意味が異なるのだが、パッとイメージが湧いてくるだろうか。日頃から債券に慣れ親しんでいるひとには当たり前の話でもあるのだが、このところの安倍総裁…

居酒屋政談のための簡潔な「安倍総裁による日銀批判」批判アンチョコ

n%のインフレターゲット 「物価目標?未達の目標引き上げたら、営業成績上がるの?」 目標に達しないのは真面目にやってないからだという、駄目な支店長の典型みたいな小理屈は、未来に向かってロクな「改革」を生んだ試しがない。この手の「わかりやすい」…

誰がお金の量を決めているのか - 貨幣の負債性について

誰も決めていない。あるいは、それぞれの我々が決めている。例えば一万円札について、具体的に考えてみよう。どのくらいの一万円札を、あなたは財布の中に入れているだろうか。特に用事がないとき、あまり高額を持ち歩くのは不安なので、いつもより少なめに…