国債を発行して年金を支払い、支払われた年金が国債を買う

極端にシンプルな社会を想像しよう。政府は年金を払うために存在し、その財源は、国債を発行することで賄う。税金による収入は、将来の課題とされている。


年金は、銀行預金の口座に支払われる。銀行は、これに見合った資産として国債を買う。これで一周である。国債の残高が増えた分だけ、銀行預金の残高は増えている。


【問】財政危機が訪れるとすれば、どんなときか。