成功報酬のオプション価値

外国為替相場取引(FX)で確実にもうける方法(必勝法)
http://satoshi.blogs.com/life/2009/05/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E7%82%BA%E6%9B%BF%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E5%8F%96%E5%BC%95fx%E3%81%A7%E7%A2%BA%E5%AE%9F%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%91%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95.html

じゃあ為替相場で儲ける方法が全くないか、というとそんなことはない。一番手っ取り早いのは、人のお金を預かって、それで相場で勝負をすることだ。たとえば「利益がでた場合利益の20%を手数料としていただき、損失が出た場合は手数料はいりません」という条件で人からお金を預かって相場で勝負をし続けたとしよう。もちろん、ギャンブルなので利益が出る場合もあるし損失が出る場合もあるが、長くやっていれば平均して2回に一回は利益が出せるので、それで十分な手数料が稼げる。


タイトルで表現し切ってしまった感じだが、一般に運用報酬は、固定部分と利益シェア部分で構成されていて、そのバランスにはおっしゃるようなオプションの価格を考慮に入れる。つまり、ご指摘の内容は要するに「フィービジネスをおやりなさい」と言っている*1ことになる。


もちろんフィーを払いたいと思うお客さんがいるかどうかは、能力や実績、プレゼンテーションに依存するので、皆が利口なら*2そう簡単な話でないことは言うまでもない。お話の前半部の背景にある理念はここでも同じで、タダ飯は簡単には見つからない。


やや込み入った話になってしまうのだが、ちなみに金利差を獲ろうとする取引がうまくいくための条件は、売る通貨つまり自国の金利が低過ぎるか、または買う通貨つまり相手国の金利が高過ぎることだ。どちらも適正だと思うのなら、ご指摘のように、金利差があったとしても、為替レートのリスクを取るに値しない。

*1:なんか同語反復だけどさ

*2:ここは大事な前提だが