経済学的立ち位置まとめ

大雑把で乱暴だと怒られそうだが、それがどんなジャンルであれ、精緻で繊細な分類など、役に立ったためしはない。ここではざっくり、政府の仕事と日銀の仕事、そしてそいつらがパワフルだと思うか否かで、四象限に分けてみよう。


財政政策
効果あり効果なし



効果
あり
(A)(B)
効果
なし
(C)(D)


世の圧倒的大多数は、(A)の立ち位置だろう。ケインジアンてのがこれだ。宮澤喜一さんだ。
フリードマン率いるマネタリズムってのが、(B)の立ち位置だ。政府は余計なことするなと、格好いい。
ゼロ金利下では(C)だってのが、クルーグマンだとか、最近の連中の主張だ。「非伝統的」金融政策は、財政政策に似ている。
当ブログの立場は、繰り返し述べているように、(D)だ。それは必ずしもニヒリズムではない、他にもやることは沢山ある。