利上げを過小評価しない

主にFRBの話だが、もちろん一般論でもある。彼らは現在、ゆっくりと利上げしている。理由はシンプルで、いろいろ理屈をつけてはいるが、要するにビビっている。「市場と対話」しながら、上げていきたいと考えている。以前はどうだったかといえば、既に10年以上も経つわけだが、もうすこしトントンと上げていた。



さてカネを借りる側から見たとき、ゆっくりとした利上げは、どのように効くだろうか。答えはシンプルで、ゆっくりと苦しくなる。以前はどうだったかといえば、既に10年以上も経つわけだが、もうすこしトントンと苦しくなった。何が言いたいかといえば、トントンと苦しくなっても、ゆっくりと苦しくなっても、どっちみち苦しい。カネを借り(続け)ないわけにはいかないので、打ち手は特にない。


利上げを過小評価しない。今年のテーマのひとつである。