岩田規久男日本銀行副総裁を更迭せよ

【講演】岩田副総裁「『量的・質的金融緩和』のトランスミッション・メカニズム」(京都) :日本銀行 Bank of Japan
https://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2013/ko130828a.htm/


第190回国会 財務金融委員会 第5号(平成28年2月23日(火曜日))
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009519020160223005.htm

○黒田参考人 そういった意味で、量的・質的金融緩和というものは所期の効果を上げていると思いますが、御指摘のマネタリーベースと予想物価上昇率あるいは物価上昇率自体の相関関係というのは、これは、いろいろな研究事例はございますし、関係があるという指摘もありますけれども、先ほど来申し上げましたとおり、この量的・質的金融緩和の基本的な波及のチャネルというか波及の経路というのは今申し上げたようなことであって、マネタリーベースそのもので直ちに物価あるいは予想物価上昇率が上がっていくということではなくて、さっき申し上げた全体としての量的・質的金融緩和というもとで、需給ギャップも縮み、予想物価上昇率も上がっていく中で、先ほど申し上げたように、物価が上昇していくということを狙ったものでございます。


2013年4月4日「量・質ともに次元の違う金融緩和」の実行から三年が経過した。マネタリーベースは波及経路でないと総裁は国会で説明する一方、コミットメント*1と共に掲げたインフレ目標*2は達成されていない。我々が日銀への信認を続けられるよう、岩田規久男日本銀行副総裁を更迭せよ。