情報で遊ぶ

校長先生の話の中に、ほんの些細な面白い点を見つけたとき、つい小声でも、ツッコミを入れずにはいられなかったおかげで、いつも体育教師には耳をつねられて朝会を過ごした。周囲にウケると、どうしてもバレてしまうのだ。黙って聞いている日だってあったわけだが、そんなときは大抵、宇宙の先はどうなってるとか、マイクを通ってスピーカーから出た音が隣の建物で反射したとか、つまり別のことを考えていた。何が言いたいかと言えば、真剣に聞いていたからこそ、ツッコミを入れたくなった。あるいは音楽でもスポーツでも、きっと数学でも、皆で楽しく遊んでいたはずが、いつのまにか友人が減っていることがあった。より楽しく、その中に没頭するほど、首のツッコミ度合いに差が出来てしまったのだ。いつでも真剣に遊ぶほど楽しい。


Disclosure Award 2013(適時開示アワード)
http://discloawards.com/2013/

「開示アワード」は、上場企業等に提出が義務づけられている適時開示書類について、もっと多くの方に関心をもっていただくために、今年(※1)最も印象的であった適時開示情報をみんなで決めるイベントです。


今朝ほど、こんなやつを見つけた。適時開示アワード。いや開示にアワードもへったくれも無いだろと、普通なら感じるところかもしれないが、すぐにピンときた。これだよ、これが21世紀だ。遊ぶと真剣は、同じことなんだ。「ヘラヘラするな」「真面目にやれ」などと神妙な顔したニャンコ先生は、自覚の有無にかかわらず、きっとカビ臭い利権を守ろうとしている。僕らはこれからも、賭けて遊ぶし、提案して遊ぶ。遊んでるわけだし、至って真剣だ。そしてガラス張りの世界は、きっと遊ぶ場所に溢れている。