日記

TaejunomicsTaejunさんと初めてお会いし、飲んできました。CAPMについて真剣に議論する機会を持てたことは何より嬉しく、リスクプレミアムが高過ぎる謎、Black-Litterman、マイクロファイナンスとインセンティブ、「待つことの見返り」*1、バランスシート、金融政策、プライシングカーネル、そして世界と全体のこと、まだまだ沢山の話題を交換しました。


素晴らしい選手と、すこし力を込めたキャッチボールを続ける感じ。球筋やリズムは、ときどき呼吸するように変化しながら、バチンバチンと音を出し続けるあの感じ。こんな選手と試合したい、試合しなきゃ、そう思ったので、それがどんなものになるのかわからないのですが、機会を探ります。まずは、ここを書き続けることから。


それから、大切な助言をいただきました。知ってもらいたいと思うことがあるのなら、まずは興味を持ってもらうことから。どんな人が発言しているのかという情報は、それを助けると。僕は数年前まで、GS社でヘッジファンド運用をしていました。それ以前は、国内大手生保で負債の評価を。学校では非線形の微分方程式を学びました。最近は小さな商売を営んでいます。投資とリスクに関するご相談も承っています。


Twitterのアカウントでも、これまでは思考の断片を書きつけることが多かったのですが、もうすこし徒然に書いてみようと思いました。考えてみると、リスクもそのプレミアムも日常の中にあるものですから、表現だって同じようにごちゃ混ぜが自然で、その方がリアリティがある。そんな気がしてきたのです。時間の価格とリスクの価格を気にしながらも、毎日は進んでいきます。

*1:

15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?

15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?