2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

異なる時点の株価を比較する

今の政局関係で、安倍さん、中川さんらの成長重視の方々の名前がちらほら。過去10年間で株価が一番高かったのはこれらの方が成長重視の経済運営していたときで18261円。過去10年間の平均は11600円。民主党政権の平均は9600円— 高橋洋一(…

リスクの「適正価格」

では、今、米国のビジネススクールに行くことの「公正な価値」はいったいいくらなのでしょう?それは、そこで学位を取ったことで上昇する将来の給与の合計ということになります。その合計が、かかる費用(授業料や報酬に加え、働いている人が留学した場合は…

個人投資家のためのリスクマネジメント

忙しいひとのために、結論から先に書いておこうと思うが、1)どんなリスクを、2)どのくらいとるのか、この二点が肝要である。リスクマネジメントみたいな単語を持ち出した瞬間に、「ちゃんと日誌を書こう」と言いだした学級委員を見るような目で、こちらを眺…

需要と供給で決まる金利はひとつしかない

(実質)金利の水準が変われば、将来の生活にかかる費用や、借金の重さは変化してしまう。そんなふうに大きく社会に影響する値段を、一体誰が決めるのか。中央銀行?馬鹿を言っちゃいけない。部分的には、また歴史的にはイエスだが、そんなハリボテは長く続…

実質金利の概念にタックルする

インフレ=借金してでも買おう(将来買おうと思ったらもっと高くなる) デフレ=買い控えて現金で持っていよう(将来もっと安くなるから) インフレのある暮らし – 15年ぶりの1ドル80円時代に思うこと | On Off and Beyond すこし不正確なのは、金利のことが…